長崎夜景と食を楽しむスペシャルコース
「長崎夜景」は種類も豊富で奥が深い。さすが「世界新三大夜景」に選出されるだけのことはあるが、1泊2日の限られた旅程では当然全てを理解することは難しい。が、そこは夜景のプロ。「長崎夜景巡り」として外せないエッセンスを入れ込んで最強のコースをご紹介します。日没から長崎グルメを堪能しつつ約5時間半。長崎夜景の真髄に迫るためにぜひトライしていただきたい。ちなみに、そこまで時間が取れない方はこちらのコースを基準にチョイスしてショートカットも可能です。では、お楽しみください!
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長崎市役所 19階展望フロア(夜景スポット)
令和5年1月に誕生した長崎市役所新庁舎。その最上階の19階には展望フロアがあり、市内の一望が可能。無論、稲佐山や鍋冠山等の山上の展望台のような大パノラマは望めないが、長崎駅周辺の変わりゆく街の光景をリアルに楽しむことができる。回遊式の展望台だが、お薦めは諏訪神社方向のスペース。長崎らしい斜面に張り付いた星空のような白色の夜景が鑑賞可能。街の息吹を感じながらコースをスタートさせたい。
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長崎市役所→カトリック中町教会へ
カトリック中町教会(夜景スポット)
せっかく長崎に来たんだから教会ライトアップを拝見したいところ。今回のコースでは、国宝「大浦天主堂」も鑑賞できるが、その前に長崎駅から徒歩6分の教会をどうぞ。1897年9月8日聖母マリア生誕の祝日に献堂式が挙行された歴史あるカトリック教会で白亜の外観が特徴的。白亜であるほどライトアップされた光の色彩が映え、教会尖塔の艶やかな色彩とのコントラストは見事。写真映え間違いなし。
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カトリック中町教会→五人百姓へ
五人百姓(夕食)
日本や世界の夜景を巡りながら、その街のグルメを堪能して40年。そんな私が絶賛する「クジラのしゃぶしゃぶ」が楽しめる店がここ。以前は思案橋近くで専門店として営業していたが、私はその頃からのファン。汁の甘みとクジラの油が融合する芸術的な逸品で、クジラがたっぷりと味わえる「稲佐山盛り」を楽しんで欲しい。寒い日の夜景巡りには身体を温めるのに重宝するだろう。その他、長崎名物をリーズナブルに楽しめる。
アクセス、営業時間など詳しくはこちらなお、他にも魅力的なお店も多いため、ぜひ長崎の夜グルメを堪能してほしい。
「ナガサキ飯」はこちら -
五人百姓→グラバースカイロードへ
グラバースカイロード(夜景スポット)
食事の後はいよいよ山へと上っていこう!という意気込みで移動。いかにも長崎らしい斜行エレベーター「グラバースカイロード」を下りると、斜面地に輝く長崎らしい住宅街の光群を眺められる。さらに垂直エレベーターで最上部へ移動することもできるが、ここからは大浦展望公園からのスケール感溢れるパノラマ、祈念坂からの情緒的な夜景を楽しみながら大浦天主堂へと進んで欲しい。
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グラバースカイロード→鍋冠山公園へ
- <移動について>
- さて、ここからは移動時間の短縮などを鑑みることはもちろん、その後の稲佐山への移動も考えてタクシーに乗車したい。そこで、「鍋冠山公園」と「稲佐山展望台」そして「水辺の森公園」まで一気に貸し切るのもアリだが、予算の都合で安く済ませるなら、「鍋冠山公園」と「稲佐山展望台」を目指せる長崎ロープウェイの淵神社駅まで貸し切るパターンもあるだろう。
鍋冠山公園(夜景スポット)
※タクシーを待機円形のオープンエア展望台。女神大橋のライトアップから長崎市街地が一望でき、大型客船が停泊すれば豪快な夜景に変身。20時からは「長崎星物語」がスタート。稲佐山方向に星座が浮かび上がる。そんなロマンチックな仕掛けを眺めているだけで、これから向かう眼前の稲佐山からの夜景へ期待感が高ぶるだろう。そして眼下に青い照明が光る「水辺の森公園」ではどんな夜景が待ち受けているのだろうか。
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鍋冠山公園→稲佐山へ
稲佐山(夜景スポット)
年々変貌を遂げる長崎駅周辺。長崎県庁の移転、出島メッセ長崎の誕生、西九州新幹線開通による駅の大幅リニューアル、そして長崎スタジアムシティ建設。これだけの大物が続々と誕生したことで夜景も大きく変わった。これだけ大きく夜景が変わった地方都市はそうそうないだろう。その醍醐味を堪能しながら20時からは「長崎星物語」がスタート。時間の関係で「鍋冠山公園」で見られなかった方はこちらでどうぞ。♡マークが浮かぶ貴重な夜景はここだけで、しっかり記念撮影しておきたい。
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稲佐山→出島ワーフ&水辺の森公園へ
出島ワーフ&水辺の森公園で湾岸夜景
(夜景スポット)「出島ワーフ」は、「水辺の森公園」と並ぶ湾岸夜景の名所で、水面に揺らぐ明かりと稲佐山山頂の鉄塔ライトアップ、運が良ければ港を行き交う船舶の光も愛でることができる。水は人間の生命に大切な存在であることから、水辺にいるだけで心がリラックス。今日一日の夜景コースの締めくくりとして思い出を語り合うのもいいだろう。
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出島ワーフ&水辺の森公園→中華和風料理 満福へ
中華和風料理 満福(夜食)
深夜まで空いているお店は夜景巡りには相当嬉しい。さらにご当地グルメであり、美味なら最高である。その点で「満福」は最高である。名物カレーちゃんぽん、カレー皿うどんは旨すぎる。何十回食べただろうか。ちゃんぽんや皿うどんのカレー味を提供したお店として初で、野菜の旨みとカレーが「こんなに合うんだな!」とベストマッチ。野菜を食べていることで夜食の罪悪感も無く身体が温まる。ぜひぜひ御賞味あれ。
お問い合わせ:095-823-1029
お腹が空いていない方は思案橋周辺のバー等に進むか、宿泊ホテルへ戻って終了。
「ナガサキ飯」はこちら
なお、他にも魅力的なお店も多いため、ぜひ長崎の夜グルメを堪能してほしい。 -
トータル所要時間:約5.5時間
(移動時間2.5時間+飲食時間1.5時間+鑑賞時間1.5時間)